AIに「気持ちを整理するシートを作りたい」と相談してみた

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はじめに:「気持ちを整理するシートを作りたい」

私は最近、ChatGPTとClaudeに相談しながら「気持ちを整理するためのシート」を作りました。

きっかけは、中高生と関わる中で、自分の気持ちをうまく言葉にできないときに、気持ちを整理するための何かがあったらいいのではないかと思ったからです。

でも、実はこの相談に至った背景には、私自身が以前から興味を持っていた「認知行動療法」に関する本との出会いがありました。


一冊の本との出会い

それは「自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法」メラニー・フェネル著 曽田和子訳という本です。

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もともと心理学に興味があって、というかそもそも自分自身が自分の性格にいろいろと問題を感じていて、社会に受け入れてはもらえないようなそんな気がしていたので、本屋さんではよくそのコーナーでうろうろしていました。

けれど素人には分かりにくい専門的な本もあれば、心理学のある一部分を取り上げて「ポジティブになろう」のような自己啓発的な本とが乱立していて、なんだか両極端だなと思って選べないでいるときに、ひっそりと存在していたこの本に出会いました。

認知行動療法という言葉自体は知っていましたが、専門家の元でしかできないのではないかと思っていたので、「自分でできる」というところにとても興味が湧きました。

実際読んでいくと、まず自己評価が低い人の発言や態度、体調などは自分にも当てはまることがたくさんありました。

そして自己評価が低い人は、その低い評価に基づいた生きるためのルールを作り、そのルールが破られそうになったときにまた自分に対して低い評価を再確認してしまう、という悪循環を繰り返している、というところは衝撃的でもありました。

最終的には自分観察を続けながら記録を付けていき、自分が今までに作った生きるためのルールや自己評価を認知し、それを変えていくための行動プランをつくることを勧めていました。


心理カウンセリングを少し学んでみる

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この本を読んでから、さらにいくつか心理学の本を読んでより興味を持った私は、心理学を体系的に学んでみたいと思い、オンライン心理カウンセラーの資格も取得しました。

心理学やカウンセリングについて学んでいく中ではいつも、以前読んだ本のことを思い出していました。

その本の内容を軸にして考えれば、まるで方程式を解くように自分の気持ちがすっとする経験もしました。

私の中ではそれぐらいすごい発見となっていました。


中高生と関わるなかで、本の内容が結びついた

私は普段、中高生と関わる仕事をしています。

勉強のことだけではなく、学校生活や友人関係、自分自身のことなど、いろいろな相談を受けることがあるのですが、そのなかで、理由が分からず落ち込んでしまい、それをなんとかしたいとひとりが話してくれたとき、以前読んだあの本のことをふと思い出しました。

本を勧めようと思いましたが、若干字が細かく、また専門的でもあったので、難しそうでした。

でももしその内容を簡単に追える、「自分の気持ちを自分で整理するためのシート」があったら、その「なんとかしたい」に役に立つかもしれないと思いついたのです。

大事なポイントとして、このお子さんには「自分を理解したい」という思いが強く感じられたことです。

そうでなければ、もちろん専門家を訪れることをお勧めしています。


「AIに相談してみよう」

自分の中では納得できていることも、それをどのようにワークシートの質問にして、どういう風に進めるか、まで落とし込むほどには自分の理解はまだ追い付いていなかったため、私はAIに相談してみることにしました。

わたし
わたし

認知行動療法のような進め方で、中高生がなるべく自分で自分の気持ちを整理できるようなワークシートを作りたいです。

ChatGPT
ChatGPT

説明よりも、自分で書いて気づくことを重視する進め方が合っています。

そしてワークシートの方向性や簡単な表まで作ってくれました。

ただ、私には少し無機質に感じられたため、「こういうワークシート作りが得意なAIはありますか」と尋ねてみました。

するとClaudeを勧められ、さらに具体的なプロンプト例まで提案してくれたのです。

そこで私はClaudeにそれをコピー&ペーストし、その作ってくれたものを見て、本当に驚きました。

それが、「気持ちの記録ノート」なのです。

私の頭の中にぼんやりあった「こんなものがあったらいいな」というイメージが、ChatGPTとClaudeによって形になった瞬間でした。


AIが作ってくれたシートを見て思ったこと

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正直、こんなものが作れるとは思っていませんでした。

ChatGPTと細かく状況をやりとりし、そしてイメージをうまく言葉に表してもらった末に、Claudeで作ってもらう。

AIって、文章や画像を作るだけじゃないんだ、そう思った最初の経験となりました。


そしてこのシートを自分が使うことになる

このシートはもともとは中高生に自分の気持ちを整理してもらうために作ったものでした。

実際に使ってみてもらう機会もあり、書き込みやすいと言ってもらえたこともありました。

ところがこのシートを作ってしばらくした頃、私自身が自分の気持ちをうまく整理できず、落ち込んでしまう出来事がありました。

頭では「こう考えればいい」と分かっているのに、気持ちはなかなか追いつかず、2日ほど落ち込んだまま過ごしました。

そんなとき、ふと自分で作った「気持ちの記録ノート」のことを思い出し、実際にシートに沿って自分の気持ちを書いてみることにしたのです。

落ち込んだ状態で自分の気持ちを表すことは大変でしたが、少しずつ客観的な視点が加わり、冷静に分析し始めることができたときに、自分が次に何をするべきかが浮かんできたのです。

それまで私はこのノートを、「中高生が自分の気持ちを整理するためのもの」と考えていましたが、自分自身が使ってみて少し見方が変わりました。

気持ちを整理したいと思うのは、子どもだけではありません。大人だっていろいろなことに傷ついたり、腹が立ったり、悲しくなったり、理由が分からず落ち込んだりすることがあります。

そんなとき、自分の気持ちを一度立ち止まって見つめるための「きっかけ」があれば、少し距離を置いて、自分の気持ちを見つめられるかもしれない。

そう思うようになりました。

relievemeの誕生

もともとは中高生のために作ったシートでしたが、この経験から、「これは年齢に関係なく、自分の気持ちを整理したい人にも使ってもらえるかもしれない」と考えるようになりました。

そして、このシートを必要としている人に届ける方法を考え始めました。

その先にできたのが、relievemeという小さなお店です。

「relieveme」という名前には、「少しでも気持ちが軽くなりますように」という願いを込めました。

あのときの私のように、

「気持ちを整理したいけれど、何から考えればいいのか分からない」

そんな人の、小さな一歩のお手伝いができたら。

そんな思いで、relievemeを続けていきたいと思っています。

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relieveme | 自分のペースで心を整える、書き込み式セルフケアワークブック専門店


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