
はじめに:旭岳を選んだ理由と旅の目的
お盆に札幌に住んでいる親戚の家に行ったついでに観光しようと思ったのですが、札幌周辺は既に結構観光してしまっていて、もっと足を伸ばしたいなあと思いました。そういえば、以前美瑛や富良野を訪れたときに遠くに見えた、大雪山連邦の雄大な風景が忘れられないでいました。
そこで札幌からではなく、旭川空港から北海道入りして大雪山国立公園の旭岳を登山したらどうだろうか、というアイデアを思いつきました。
このルートで入れば、1泊2日の日程で東京から来て楽しむことも可能です!
北海道は広いのです
北海道って、考えるよりも本当に広いです。札幌から足を伸ばす、と言ってもその目的地へ行くまでに結構な距離があって、移動に時間を取られてしまいがち。そこで北海道へ向かうときに直接旭川空港に行けば効率的に少し遠出の観光ができるなあと考えたわけです。
▶札幌から足を伸ばした旅行についてはこちら
JALマイルが嬉しかった話
けれど、その時期はお盆でした!成田空港や羽田空港からLCCなどが頻繁に出ている新千歳空港行きじゃなくて、少し地方の旭川空港、となると航空券は高いんじゃないかと予想されました。実際調べてみると、LCCでも2~3万円していた覚えがあります。
実は私は長らくJALカードを使用していまして、公共料金や普段のショッピングなどに対してもなるべく統一してこのカードを使うことによってマイルを貯めています。先日、急遽飛行機を使う必要があり、航空券の値段を比較したことがあったのですが、LCCでもさすがに明日、などの切符はとても高価になってしまうのに対し、マイルならお得に行けそう!という経験をしたことがありました。
お盆なので無理だろうな―と半分あきらめながらサイトを調べたところ、直前で、お盆なのに、手の出るぐらいのマイルで行けそうだったのです。しかも2,3日後に見ると行き先によってはさらに値段が下がっているチケットもあったりして、驚きでした。
旭川空港など、主要都市ではない空港行きの航空券はなかなか格安ではないことが多いですが、そういうときこそマイルを使うといいのではないでしょうか。
実際の旅行について
旭川周辺で楽しめる計画をいろいろ考えてみた
いつもながら、観光ガイドに載っているような王道ではなく、自然などを楽しめる旅が前提です。
また、車を借りる予定はなかったので、車でしかアクセスできないところはいけませんでした。
(ちなみにタイムズカーは旭川駅周辺にもあります。タイムズカーを札幌で使った記事はこちら)
いろいろなパターンを考えてみました。
- 旭川周辺のローカル線に乗って、少し北の方まで足を伸ばす
- 黒岳と旭岳を縦走する
- 旭岳だけ登る(黒岳は若い頃登ったことがあったので)
けれどローカル線に乗っていろいろまわろうと思ったら、意外と鉄道のつながりが悪くて時間がかかりそうだったり、フリーパスもあるのですが、その切符の受け取り駅が少なかったりとあまり効率が良くなさそうでした。
また、黒岳と旭岳を縦走する、というプランについては「健脚の方向き」とWebサイトに書いてあったりするし、どうしてもどちらかのふもとで宿泊しないといけなくなりますが、そのあたりの宿が少なめでした。また、荷物をずっと持ち歩かなくてはならないこともネックとなりました。
ちなみに旭川駅から旭岳ロープウェイ駅にアクセスする方法を調べてみると、バスしかなく、しかも当時は1日3本しかないという情報も途中で知りました。(今は4本に増えているみたいですね。詳しくは旭川電気軌道の旭川空港経由旭岳線いで湯号のホームページを確認してください。)
結果的に3番目の選択肢である、旭岳をメインとし、1日目は富良野までの往復旅をローカル線でまわって過ごす余裕を持たせた日程にしました。旭川駅周辺でのホテルは、直前でしたが予約することができました。
体験談:当日の記録
1日目
午前の飛行機で羽田空港から旭川空港へ。旭川空港はそれなりにインバウンドでにぎわっていますが、新千歳空港ほどではありませんでした。
旭川市内への公共交通機関はバスしかありません。バスは予約などはしていませんでしたが、飛行機の到着時刻に合わせて運転してくれており、またそれほど混んでおらず余裕で乗れました。
まずは腹ごしらえ、ということで口コミの良い天金ラーメンへ行きました。

麺がちぢれていて細め、しょう油系でおいしかったです。
旭川ラーメンを堪能したあと、ローカル線に乗って富良野駅まで走ってみました。東側に大雪山連邦の景色が北海道の雄大さを物語ります。


車窓をながめながらのお酒はおいしいものです。
できたてかっぱえびせんは格別でした。
夜は旭川ジンギスカンと北海道和牛、ジビエ焼き肉が楽しめるユキトニクトさんに行きました。

お皿が北海道!
塩ジンギスカンは初めて食べましたが、たれ付きの方が好みではありました。
ホテルルートイン旭川駅前一条通をインターネットで予約してあったのですが、チェックインの際に朝食の時間を決める必要がありました。旭川駅から朝一番のバスで行きたかったので、早い時間帯枠を希望しましたが、既にいっぱい、と断られたところをどうしても、とお願いしてホテル側に臨機応変に対応してもらったことは感謝です。
北海道ハイボールで乾杯した後、明日に備えて寝ます。
2日目
無事早い時間帯枠の朝食を終えて、旭川駅に向かいコインロッカーに荷物を預けます。旭川駅は新しくなったのか、ピカピカでコインロッカーもたくさんありました。予定通りのバスは、思ったよりは混んでおらず、ほっとしながら乗りました。乗車時間は2時間弱です。
旭岳駅に到着した後、大雪山旭岳ロープウェーに乗ります。往復大人2800円、片道1700円ですが、元気であれば帰りは歩いて降りたいと思い、ロープウェーの係員の人に聞いてみたところ、いったん往復券を購入して、帰りに乗らない場合は払い戻しができると教えてもらいました。ありがたいことです。
ロープウェー到着駅である姿見駅に到着し、準備を整え、9:40ごろ歩き始めました。

大雪山旭岳ロープウェイのホームページの地図を引用させてもらいました。
姿見駅から出発し、第一展望台、第二、第三展望台を回るルートで旭岳頂上へ向かいました。写真を撮りましたがお天気はいまひとつでした。
この散策コースだけであれば所要時間約1時間で回れるようです。


外国人らしき人はたくさんいました。若い人と張り合って登っていきます。
11:40ごろ、山頂に到着です。張り合っていたのでちょっと普通の人よりペース速いと思います。

頂上で撮ったパノラマ写真です。お天気が良くなってきて綺麗でした。
ひととおり写真を撮り終えたので、下ることにしました。
姿見駅付近の散策コースに戻ると、お天気が良くなっていたため景色はさっきとは全く異なりました!


姿見駅までたどりつくと、そのあとロープウェーに乗らないという選択肢はあり得ないぐらい、足がパンパンでした。ロープウェーで下山です。
予定通りのバスに乗り、旭川駅まで戻ったあと、札幌へバスで向かいました。
札幌で降りるときに、トランクから荷物を自分で出そうと思ってトランクを開けたところ、運転手さんが来られて「あなた、本州の人やね?」と言われて驚きました。北海道内のバスは、トランクの開閉や荷物出し入れは運転手さんが通常行うのだそうです。ありがたいですね。
感想と反省点
いつもついつい詰め込んだスケジュールを立ててしまうのですが、今回は公共交通機関を利用することもあり、余裕を持たせた日程でした。しかしかえって一番楽しみにしていた旭岳を満喫することができ、しかもお天気も途中からとても良くなって大満足の旅となりました。
まとめ:遠いと思ったけど週末にも行けそう
北海道は思ったよりも広いです。また主な観光地はそれぞれ離れているので、結局何度も行かないとなかなか全部を堪能できないかもしれません。
そういう意味では今回のように1泊2日で北海道のど真ん中の大自然を楽しむことも選択のひとつになります。大旅行にしなくても、マイルを使ったり、航空券が安い曜日をねらったりして、1泊2日でリフレッシュするのはいかがですか。


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