
今まで家計簿をつけてきて、教育費などの支出もなんとか乗り切り、わずかな貯金もしてきていました。
けれど同時になぜかお金を使うたびに不安を感じていました。
これからは、老後資金を貯めつつ自分の好きなことにもお金を使いたいと思ったときに、果たしていくらなら使えるのかがよく分からない状態だと気づき、50代の夫婦の家計管理について、AIに相談してみました。
夫の収入変化をきっかけに、家計の仕組みを見直すことに
最近になって、子供が無事巣立ったことと、夫の収入が変化したことがあったため、これからどう家計を管理し運営していくかを考えていました。
そのとき思ったことが、「夫婦で共同口座を作り管理できないか」でした。今まで私は家計の管理者として結構プレッシャーを感じていて、また、夫は夫で自分の好きなことにお金を使うことには気が引けているようで、夫婦ともにお金を使うときに不安になっているような気がしたのです。
共同口座に生活のための資金を入れていき、それ以外は自分の自由に使えるお金、という仕組みにすれば、相手に気兼ねなくお金を上手に使えるようになるのではないかと考えました。
最初のアドバイスは「どう分担するか」だった

家計管理の相談をしたいです。 夫婦2人世帯で、お互いに共同口座へ入金していって生活したいのですが、どのような仕組みにすればいいか悩んでいます。

まずは「共同口座の役割」を明確にすることです。
コツは、家計を運営する費用だけを共同化して、個人のお金は残すこと、です。
共同口座から支払われるものを挙げてみましょう。
以下はAIが参考として挙げた家計モデルです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 10〜13万 |
| 食費 | 5〜6万 |
| 日用品 | 1万 |
| 水道光熱費 | 1.5〜2万 |
| 通信費 | 1万 |
| 保険 | 1〜2万 |
| 交通費 | 1万 |
| 外食・娯楽 | 2〜3万 |
| 医療・雑費 | 1万 |
| 貯金 | 3〜5万 |
| 合計 | 約30万 |

次に、共同口座へどう分担するか、を決めるのが大切になります。
共働き世帯でよくあるのは以下のようなパターンだと教えてくれました。
- 収入比率で入れる(夫の年収600万円、妻の年収400万円なら夫60%、妻40%の割合で、など)
- 固定額を各々入れる
- 生活費の担当を分ける
これについては、「2.固定額を各々入れる」が公平でいいかなと思いました。
特別費って何?そこから家計の見直しが始まった
しかしここで果たしてうちは一体いくらで家計を運営しているのか、不安になりました。アプリを使って家計簿を付けていたから安心していたのに、実は現状をきちんと把握していないことに気が付いたのです。
そこで過去2年分の家計簿をひっぱり出し、項目ごとの1か月ごとの平均値を出してみました。すると、意識していなかった項目に結構使っていたりする事実が分かりました。
アプリの家計簿の項目は以下のようでした。
- 食費
- 外食費
- 日用品
- 交際費
- レジャー費
- 教育費
- 保険
- 水道光熱費
- 家賃・住宅ローン
- ガソリン代
- 特別費
この項目の中の「特別費」というのも、実は私の中ではあいまいな定義でした。
AIが出してくれた平均モデルの中の項目のどれがそれに当たるのか、についてもはっきりしませんし、そもそも項目は一致しているわけではありませんから、なんだかもやもやしました。
特別費の内容は一体何が含まれていて、どれだけをどのように貯めればいいのか。大きな疑問が湧きました。
気づいたのは「何が不安なのか、自分でも分かっていなかった」こと
そのような状態で、いったんAIに特別費とは何かを聞いてみたところ、例として以下の表で挙げてくれました。
| 項目 | 年間ざっくり |
|---|---|
| 固定資産税 | 10〜20万 |
| 旅行・帰省 | 10〜20万 |
| 家電買替 | 5〜15万 |
| 医療・歯科 | 3〜10万 |
| ご祝儀・交際 | 3〜10万 |
| 美容・被服大型 | 5〜10万 |
| 車関連(あれば) | 大きい |
| 更新・修繕 | 不定期 |

特別費は、生活費ではなく「想定外の支出」のようなものです。
おすすめは、それを「想定外の支出」じゃなく毎月の固定費として扱うことです。
特別費って「未来の自分への請求書」みたいなものなんですよね。
それらの支出がある程度ちゃんと準備できていると、「使ってもいいお金」が見えてくるので、お金に関する不安が少し和らぎます。
まずは完璧を目指さずに、年間でどれぐらいの支出をしているか見える化しましょう。
特別費を3階建てで考える、という提案です。過去2年で起こった出費についてざっくり年間いくらかかったかを、以下の分類をしながら計算してみました。
- 毎年ほぼ確実に来たもの
- 数年ごとに来たもの
- 突発的に来たもの
この分類をしながら、とくに3.に関して、その支出があるたびに今まで不安になっていたことに気が付きました。その支出のために、とにかく貯金しておかなければ、という強迫観念もあったのです。
つまり私は「このお金は使っていいのか分からない」と常に不安を感じていたことになります。
家計簿ではなく、「家計の地図」が欲しかった
自分の不安の正体がわかったところで、我が家の家計管理の分析をすることにしました。
まずは生活費を月にどれぐらい使っているのか、計算し、ざっくり把握しました。
次に定期的に出費しているもの(上記の1.2.に当たります)を計算し、これもざっくり把握しました。
最後に突発的に生じたもの(上記の3.に当たります)も計算し、把握してみました。
このデータを参考にして、項目ごとの月支出が把握できたとき、私は本当にほっとしたのです。

家計の安心って、残高だけでは決まらないものなんですよね。
今のあなたに必要なのは「お金に名前をつける」ことかもしれません。
名前の付いたお金の置き場所を設計すれば、一気に安心するかもしれませんね。
ここまで整理して、ふと気が付きました。
私が欲しかったのは家計管理のやり方ではなかったのです。
欲しかったのは、そのお金がどこへ向かうのかが分かる「家計の地図」だったのかもしれません。
これでやっと、家計を運営していく費用(生活費+特別費)が分かり、共同口座に月々いくら入れていけばいいのかの議論になったのです。
家計管理の目的は節約ではなく、安心して暮らすことだった
今まで家計簿を付けながら、ざっくり把握しているから大丈夫、と思いつつ実は不安を抱えていました。
想定外の支出に耐えうるように、なるべく節約して、と。
家計の管理者としても責任を感じていました。家計が破綻しないように、と。
けれど本当は家計簿のデータから、今後どのようにお金を使っていくのかを管理できるように分析しないといけなかったのです。それも夫婦二人で考えられるようにすることが大切だったと今さら分かりました。
そして名前の付いたお金を安心して支払い、余裕ができたときには、楽しいことにも使えるという生活がこれからはできると思ったら未来が明るくなったような思いがしました。
まとめ
今までの私は、「とりあえず貯金しておけば安心」と思っていました。
でも本当に必要だったのは、名前の付いたお金の置き場所を決めることだったのです。
AIに相談して得た一番の収穫は、家計管理の正解ではなく、自分の不安の正体を知ることだったと思います。


コメント