
日光白根山に登りました。実は夏に長野の天狗岳にトライしたものの、途中で断念するという経験をしました。おそらく、2000mを超えたあたりから体力がなくなってしまったのが原因だと思います。
「もしかして、私はもう2000m以上の山には登れないの?」そう思ったのが今回のきっかけで、関東唯一の2500m級の山に登ってみることにしたのです。
登山のあとは菅沼キャンプ村に宿泊し、翌日はカヤックに乗る予定でしたが、なんと、夜半から雨。残念ながら断念し、早々に旅は終わってしまいました。
でも、今回の旅で思わぬ収穫がありました。
「もっと体力があれば、山を楽しめるんじゃないのか?」と思ったのです。次の私の目標が決まったできごととなりました。
日光白根山へ、50代の登山
北八ヶ岳にある黒百合ヒュッテに宿泊し、そこから天狗岳に登る、という旅行を夏にしました。
実は以前立山へ行った際、高山病だったのか、単純に体力がなかったのか頂上まで登れなかった経験をしました。
そこで今年の夏の天狗岳の時には水分をいつも以上に摂り、気を付けて登ったのですが、結局2200mを過ぎた頃にやっぱり体調が悪くなったのです。結果的に登り切ることができませんでした。
自分が高山病になりやすい、などと決めつけては、今後の山登りの足かせになりそうです。どうしてもその仮説を否定したくて、今回は関東にある2500m級の山の頂上までちゃんと行ってみたい、という希望を持っていました。そこで夫が選んでくれたのが、日光白根山だったのです。
車で日光白根山ロープウェイに向かい、ロープウェイの山麓駅から乗りました。ちなみに直前にWebでチケットを購入したので、200円お安くゲットできました。
「自分のペースを守れば大丈夫」と自分に言い聞かせながらも、やっぱり不安でした。
午前10時頃にロープウェイを降りて、ペースをセーブしながら歩き始めました。



標高約2000m地点からのスタートだったのですが、自分の体をよく観察してみると、既にジョギングをかなりしたときのようなだるさがありました。
途中から急になった箇所など、よりペースを落として進み、呼吸、特にしっかり吐くことを意識しながら登り、なんとか12時半には無事に頂上に辿り着きました。
実はお天気が悪くて、頂上に着いたときも全く景色は見えなかったことは残念でしたが、とにかく登れたことにはとても満足感がありました。

五色沼も是非見たいと思ったので、そちらまで足を伸ばすことにしました。
せっかくだから五色沼まで行ってみよう
頂上周辺のガスは全くなくならず、少し歩けば見えるはずの五色沼は全く眺めることができませんでした。
「近くまで行けば見えるよ」という夫の言葉を信じて歩きました。
しかしこれが意外と遠かったのです。ずいぶん山を降りる感じもします。降りるってことは、戻るときにはまた登らないといけないということですから、なんとなく不安になってきました。
しかもその辺りから、少しだけ気持ち悪くなってきました。お昼ごはんを食べ過ぎたようです。しんどいけれど、見たいと言ったのは自分ですから、頑張って歩きました。
果たして五色沼は突然現れました。14時ごろです。そのときはやはり満足感があり、水の色が本当に綺麗だと思いました。



けれどそこで、夫が「時間の計算を間違えていたので、もう少しだけ早めに歩ける?」と聞きました。あの降りた時の急な道を今度は登ります。ちょっと気持ち悪いこともあり、これはなかなかきつい経験となりました。
それでも、五色沼を見れたのだから、と必死で言い聞かせて修行だと思って歩きました。
なんとかロープウェイの頂上駅に15時半過ぎにたどり着いたときは、くたくたでしたが、ほっとしました。
日光白根山のあとは菅沼キャンプ村へ
菅沼キャンプ村に着いたのは16時半ごろでした。
受付をしてから、テントを張ったりサイトの準備をして、17時半ごろにご飯作りを開始しました。うちはいつも手間をかけないキャンプ料理ですが、今回はちょっとやってみたいこともありワクワクしていました。
キャンプ場はフリーのテントサイトを選びました。その日は広い空間に3グループほどしかいませんでした。コテージの方には犬連れで来ている人もいて、また、ドッグランもありました。
炊事場は綺麗で、食器を洗うためのスポンジと金だわし、洗剤が置いてあります。洗剤はその洗剤しか使わないようにという注意書きがしてありました。
トイレは水洗で、清潔に掃除してありました。



手間をかけないキャンプ飯、グリルパンで肉を焼いてみた
今回のキャンプでやってみたかったことのひとつに、焚き火の火を使っておかずを作ること、というのがありました。
今までも飯盒炊飯やBBQでは、焚き火を使ったこともありましたが、今回挑戦するのはグリルパンを焚き火で使うことです。そして昨日下準備したお安めのオーストラリア産の牛肉を焼くこと。
ですから、ご飯の準備として最初にやることは、焚き火の火をつけることです。うまく火がついたところで、まずじゃがいもと、濡らしたキッチンペーパーに包んだ卵をアルミホイルに包み、炭の横に配置します。
そのあと網を乗せ、グリルパンを温めます。
牛肉をおそるおそる乗せて焼いたのですが、ちゃんと焼けて美味しかったです。
焼き加減もうまく調節できました。


ちなみにお安めのオーストラリア産のお肉は前日に下味をつけておいて持ってきました。
炭の横に置いてあった卵は15分ほどでできそうです(今回長く置きすぎて破裂しました)。
またじゃがいもは30分ほどで柔らかくなり、バターをのせて最高のおつまみにしました。
そのあと、グリルパンで焼きそばを焼き、すっかりお腹が膨れました。
野菜もお肉も必要な分だけカットして持ってきているので、簡単にできました。

グリルパンはごしごし金だわしが使えるので、こげたとしても気楽でいられます。片付けも簡単にできました。
夜中に雨、翌日のカヤックを断念
携帯の電波も届かない山奥だったので、星空に期待していたのですが、残念ながらごはんのときは厚い雲に覆われていました。
しかし焚き火をして過ごすうちにその雲が少し薄くなってきていて、月が薄っすら見え始めました。
翌日も遊ぶ気満々のカヤックに乗るという予定があったので、この時点ではまだ楽しみにしていました。
ところが夜中に起きた時にはなんと雨がザーザー降っているではありませんか。
「さっきまで薄っすら月が見えていたのに」と、寝ぼけながら思いましたが、何度目覚めても雨は止んでいません。「カヤックはどうなるんだろう」「朝になったら止んでるかも」などとぐるぐる考えましたが、朝になっても雨は止んでいませんでした。
起きる時間になり、覚悟を決めてカッパを着て外に出たとき、テントの設置部分がびしょぬれになっていることに気が付きました。
わたしたちはアルミのシートの上にいたので、濡れませんでしたが、荷物は湿ってしまいました。
30年近く使ってきましたが、そろそろこのテントも寿命かなあと話しました。

タープの下で朝ごはんです。寒かったので残った野菜でスープを作り、サンドイッチも作って食べました。

ご飯が終わっても雨が止むことはなかったので、カヤックを諦めることにしました。
カヤックはできなかったけれど、今回の旅で気づいたこと
山をもっと楽しめる体力がほしい
今回は、目標だった2500m級の山の頂上まで行く、ということはなんとか達成することができました。
けれど、少し時間もかかり過ぎるし、結構きついと感じたので、自分の体力のなさはやはり否めないなあと思いました。
途中で「なんでわたしはこんな思いをして山に登ってるんだろう」と思ったり。でもこれも、もう少し体力があれば、ここまで苦しくないのかもしれません。
ちなみに夫からのアドバイスは、「もう少し心肺機能を鍛えた方がいいのでは?」です。なんだか癪に障り、ここで私の負けず嫌い、発動です。
次は体力づくりをしてから、また山へ
夫に言われたから、というのは自分のモチベーションとして非常に弱く、何か始めても続かないだろうと思ったので、自分のモチベーションを保つためにChatGPTに相談しました。

50代の女性が山を登るため、心肺機能を鍛えたい。
ジョギングはやりたくないけど、何かステップアップのスケジュールを組めますか。

「ジョギングが好きじゃない」のなら、山のために無理して長距離を走る必要はないです。山登りで必要なのは、
- 登り続けられる心肺機能
- 太もも・お尻・ふくらはぎの筋力
- 長時間動き続ける体力
- 「ちょっと息が上がった状態」に慣れること
なので、ウォーキング→速歩き→短いジョグと、嫌にならない範囲で少しずつ上げていくのがいいと思います。
現状私は毎日30分歩いているのですが、ジョグ、はやっぱり抵抗があるので、まずは普通歩きと速歩きを繰り返すステップを下の表の順で進めることにしました。
| 段階 | 普通歩き | 速歩き | サイクル |
|---|---|---|---|
| 今 | 30分歩ける | ー | |
| 1週目 | 2分 | 3分 | 4サイクル |
| 2週目 | 2分 | 4分 | 4サイクル |
| 3週目 | 2分 | 5分 | 4サイクル |
| 4週目 | 1分 | 5分 | 4サイクル |
| 5週目 | 1分 | 7〜10分 | 4サイクル |
これならできそう、という計画ができました。現在1週目を実行中です。
まとめ|カヤックはできなかったけど、次の目標ができた
今回は、あいにくの雨で次の日に予定していたカヤックに乗れず、ちょっと残念でした。
でも、日光白根山の頂上まで登って、五色沼まで歩いて、キャンプをして。
「次はもう少し体力をつけて、もっと山を楽しみたい」 と思えたことは、今回の旅の思わぬ収穫でした。
次の山に向けて、まずは心肺機能を鍛えるトレーニングを続けられるよう、頑張りたいと思います。



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