上高地へ日帰り旅行(信濃大町に前泊・東京発も可能)で美しい景色に癒されたい!

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上高地、聞いたことあります!景色がきれいなとこだ、って知っています。友達の旅行写真を見せてもらったこともあります!
マイカー規制がありなかなか近づきがたいイメージを持っていましたが、今回夏の上高地にほぼ日帰りプランで行ってみました。そしたらその美しい景色でとても癒されることができました。

1. はじめに

上高地は日本屈指の山岳景勝地です。その歴史など詳しく載せてくれているホームページがあります。

上高地公式ウェブサイト https://www.kamikochi.or.jp/

今回実は立山黒部アルペンルートへ行った次の日に、そのまま上高地にまで足を延ばしました。信濃大町に前泊し、翌朝早く上高地へ向かうという日程です。
夏の立山黒部旅行:絶景のアルペンルートと、旅の準備(スケジュールをしっかり立てた計画が大事!)

このプランなら、東京を夜に出発して松本周辺で前泊すれば、朝から日帰りで上高地を楽しむことができるので、忙しい方にもおすすめです。

上高地行きバスの予約

上高地もマイカー規制があり、そして人気の観光地なのでバスは予約が必要なのでは?と考えて調べたのがアルピコ交通株式会社さんのページでした。松本から直接行く「ナショナルパークライナー」(予約制)というバスは、午前に2本しかなく、新島々からの路線バス(予約制)ならば1時間に1~2本ぐらいあるようです。
マイカーの方はさわんど地区駐車場から30分おきに出ているシャトルバスに乗って向かうことになるようです。

私たちは行きの路線バスを予約し、帰りについてはこのページの上にある高速バスのクイック予約から、長野―新宿行きを予約しました。(行きと同じように松本駅まで戻り、特急あずさで帰ることもできますね。)

私たちは上高地へ行くのを1週間前ぐらいに急遽決め、なんとか席の予約ができた感じでした。余裕をもって予約した方がよさそうです。

2. 実際の記録

前泊:信濃大町(東京発なら松本がおすすめですが)

今回はもともと、立山黒部アルペンルートを横断し扇沢からバスで信濃大町まで移動して宿泊後、東京方面へ帰る予定でしたので、信濃大町で宿泊しました(ホテルルートイン信濃大町駅前)。上高地まで足を伸ばそうと考えたのは直前だったので、次の日の朝から松本駅までJR大糸線で向かうことを考えるとこの日に松本駅まで移動ができていたなら、もっと次の日の移動が楽だったかもしれません。
東京から来る場合は、新宿駅から特急あずさ号で向かえば松本駅で降りられるのでそこで前泊し、より早く上高地に向かえると考えられます。

(余談)朝のホテルからの景色が素晴らしい

信濃大町パンフレット

朝起きたときに、ホテルルートイン信濃大町駅前から見える山々が素晴らしかったです。左のパンフレットはホテルに置いてあったものですが、これぐらいの距離で山並みを見ることができます。だから山々の景色が好きな私にとってはここに泊まって大正解でした。

朝の移動:信濃大町から上高地へ

8:10 信濃大町駅へ向かう

JR大糸線松本行

朝は気温25℃前後で、天気は快晴ですね!紫外線対策の長袖を着ていても特に暑すぎない感じでした。ホテルルートイン信濃大町は駅からすぐ近くでした。8:26発松本行のJR大糸線に乗ります。切符売り場が少なくて、結構人が並んでいましたので余裕を持って行った方がよさそうです。
JR大糸線からの車景はとても綺麗でした。しばらくの間は山々も近くて、楽しめます。松本に近くなるにつれ、山は遠ざかります。

9:19 松本着 松本電鉄上高地線に乗り換え

乗り換え案内を調べると、松本駅での乗り換えは時間があまりなくてどきどきしていましたが、実は同じホームに松本電鉄が乗り入れしてくれていて、人の流れに沿って歩けば難なく乗れるようになっていました。
この辺りからはもう登山の恰好をしていたりいかにも観光、という人々がたくさんになりました。

9:54 新島々駅に到着

バスの予約はあらかじめしてありますが、席の位置までは予約できません。バスのどうしても左側の席を確保したい、と思い、鉄道を降りると早歩きで進みました。松本電鉄分の切符代を精算する必要があるので、改札手前にある自動精算機を利用しましたが、たくさんの人をさばくために駅員さんが改札口で現金精算できるように待ってもくれています。ピッタリ現金を準備しておけばスムーズに降りられる様子でした。
予定通りバスは左側を確保できました。バスから撮った写真です。焼岳や大正池もちらっと見ることができました。お天気もいいですね!

上高地散策(バスターミナル~河童橋~明神池)

11:10 バスターミナル到着

人気の観光地ですから、人もバスもたくさんいました。まずは簡単に荷物を整理します。ちなみに上高地にはコインロッカーはありません。手荷物預かり所があるので、そちらで預かってもらいます。手荷物預かり所はこの時間帯は特に混雑していませんでした。

人気の観光地ですから人の多さは覚悟していきましたが、バスターミナルはそれほど混んでいませんでした。それよりも大型バスの数に圧倒されました。

11:20 河童橋~明神池へ向けて出発

バスターミナルから河童橋へは少し歩きます。

とうとう人気のスポットにやってきて、やはり観光客の多さに圧倒されます。なんとか記念写真を撮って河童橋を渡ると、明神一の池へ向けて歩き始めます。(北側ルート)

でも右側にときどき澄んだ川と山並みが見える以外は普通の林道になります。花も咲いてはいますが、昨日見た立山の花々よりは数も少なかったです。途中でサルを見ました。

12:40 明神一の池に到着

拝観料500円を支払い、中に入ります。明神池について詳しく書いてくれているサイトを見つけました!細かく書いてあり、素晴らしいですね。(他の池も気になる!)
水辺遍路 明神池 https://bunbun.hatenablog.com/entry/myojin_kamikochi
私たちは明神一の池の中ほどにある嶺宮遥拝所でお参りをするための行列に並ぶのが嫌で、遠くから一礼し、一の池と二の池と穂高を観賞した後、入り口のそばにあった奥宮でお参りしてからお昼ご飯に向かいました。

明神一の池はとても神聖な空間でした。二の池も静かに水をたたえ、その後ろに穂高がそびえ立っているのを見ると、心が清らかになるようでした。

上高地散策(明神池~バスターミナルへ)

13:15 嘉門次小屋で昼食

嘉門次小屋山菜そば

山菜そばを頂きました。店はかなり混んでいて、おそばが来るまで結構待ちました。待っている間にイワナを串に刺しているところを見てしまったのですが、生きているイワナだったのでちょっと見てるのがつらかったです。
この辺りから少し雨が落ちたりしてきていました。


13:30 明神橋~帰り(南側ルート)

片道1時間ちょっとかかるので、お土産を買う時間がなくなるかも、と少し慌てて歩き始めました。ちょうど歩き始めた頃に遠くから雷の音が聞こえ、また雨の匂いもちょっとしてきて嫌な予感でした。超高速で歩きましたが、とうとう14:10ごろに雨が降り出したのでポンチョを着ました。そこからは景色を見る余裕もなく、ただひたすら雨の中を必死で歩きバスターミナルを目指しました。

14:30 バスターミナル到着

ポンチョはさっと被るだけで荷物ごと隠せるので、突然の雨にはいいのですが、どうしても足元はびちょびちょになりました。預かってもらっていた荷物を受け取り、てきぱきと片付けてお土産を購入しました。

大雨の中でバスを待つ人たちでごった返しているし、バスの待ち合わせ場所とされているところがざっくりすぎて不安になるし、と待っていると、果たして係員の方が呼びに来てくれてほっとしました。バスの数が尋常ではないので迷いそうですが、雨が降るなか係員の方が指を差した方向へ歩いて行き、バス会社と行き先を確認して乗り込みました。いったん空が明るくなったかと思ったのに、乗り込んだとたんどしゃぶりの雨が降ってきてぎりぎりセーフでした。

さわんど地区駐車場へ向かうバスはとにかくたくさん人が並んでいる様子でした。今度来るとしてもマイカーでは来ない方がよさそうだなと思いました。

帰路

15:07 上高地バスターミナル出発

途中、諏訪湖サービスエリアと談合坂サービスエリアでトイレ休憩が入ります。東京に向かうにつれ渋滞が起こっていました。

20:10 新宿に到着

19:30到着の予定でしたが、渋滞でこの時間になりました。でもバスは何もアナウンスなどはなく、、、まあいつものことだからでしょうか。
バスから下ろされた場所は、バスターミナルとか駅前とかではなく、普通の路上?だったので駅がよく分からずちょっと迷いました。

バスを降りた途端、都会の熱気と空気の汚れた感じがして、帰ってきちゃったなあと残念になりました。。。

3.感想と反省点

上高地は本当に景色が素晴らしいです。お天気が大事で、おそらく曇っていたら少し残念になっていたはずです。人気の場所なので人込みは覚悟していかないとだめそうです。
私が今度行くならば、もっと朝早くから河童橋入りし、少し奥まで歩いて人込みを避けたいです。宿泊してみるのもアリかもしれません。また季節を違えるとどう表情が変わるのかも見てみたいです。(次回の希望は5月ごろ、かな。)
おにぎりなど持参して、綺麗な川辺で食べるのもいいかもしれません。
天気の急変にも注意が必要で、雨対策などしっかりしておいたほうがいいでしょう。

帰りのバスについても、特急あずさに乗るために何回か乗り換えするよりは上高地から一気に高速バスで帰れたことは疲れていた体には大変助かりました。渋滞は必須ですが。

4.まとめ

今回思い切って立山黒部アルペンルートに付け加えて、上高地にまで足を伸ばしました。このルートは前泊さえできれば東京からも上高地への日帰り旅も楽しめそう、ということで忙しい方にもおすすめです。忙しくない方は是非、ゆっくりと素晴らしい景色のなかで過ごせると癒されると思います。

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